maki hamanaka「高山と結晶」
2024.3.2-17
kankakari
京都市北区紫野下築山町15
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高山と結晶
胡粉や墨を画布に付着させ水に洗い流す工程を経て布に残った絵筆
近年用いている手法は布の表面に自然の素材を堆積させると共に、
水に浸され布に定着された素材と流れ消えてゆく素材を眺めている
顕れた形象が作品の物質のエネルギーとして宿り、
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高山で眺める山肌は、原初の創造物の様に崇高な存在であり、
高山に身を置くことは、空間の質感との共鳴であり、
森羅万象が私に浸透することは、私の意識が布に絵画として浸透していく、という関係性があり、
平面に原初的な場を呼び起こすことが私にとって絵を描く行為であ
maki hamanaka
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mountain surface
2024
910×727mm